相続を円滑に進める為、相続人の間で金銭を支払う「はんこ代」。
建物や土地により額が大きく変動し、相場と言う物が存在しない為、相談室でも多くの問い合わせを頂いている問題です。
当相談室では不動産関係に精通したスタッフが遺産の価値を正確に調査をした上で、法律面と感情面の両方に配慮を行い提案を進めて参ります。
第三者であるからこそ、親族間での感情の衝突を避け、円満な相続をサポートすることが可能です。
相続人を確定した後、原則的には法律で定められた割合(法定相続分)で遺産を相続することになります。
遺産の概要が明確で無い場合が多いため、不動産(土地・建物)や預貯金、株、骨董品、宝石などあらゆる対象を調査し洗いだした上で、「遺産分割協議書」を作成し手続きを進めていきます。
土地は息子に、株式と車は娘にというように遺産をそのまま個別に分割する「現物分割」
建物を一部もしくは全て売却・換金して、その金額を相続人間で分け合う「換価分割」
遺産を特定の相続人が引き継いだ上で、代わりとなる金額を他の相続人に支払う「代償分割」
など、様々な形が考えられます。遺産の形態と相続人の希望を把握した上で、適切な分割方法を選択していく必要がございます。
遺産分割協議を円滑に進めるためには、全相続人の意見の一致が必須となります。
当事者同士での解決が難しい場合、任意交渉から調停・審判など法的機関の介入により形式的には協議はまとまりますが、感情的なわだかまりは残ったままで遺恨を残しかねません。
早い段階から代理人を依頼し適切な調査と背景を把握した上で任意交渉を行えば、事が荒立つ前に協議が成立する場合も多いのです。
単純な費用面のお話をするのであれば、自分で相続登記を行うのであれば金銭的な負担は大きく減らすことができます。
しかし、かかる労力や必要な知識や時間を考えると現実的な選択肢だとは言えません。
銀行などの機関に全て依頼する場合は100万以上の料金が必要になることもございます。
費用と手間のバランスを考え、幅広い分野に対応できる専門機関に適正な料金で手続きを依頼する事が、スムーズかつ最低限の出費で手続きを進める事ができるベストな選択肢だといえるでしょう。
事が起こってからあたふたと手続きを進めると、思わぬ見落としが出てしまいがちです。
資産の運用方法によって相続税の支払額を大きく減らしたり、親族間での生前贈与により節税を行うことも出来ます。
専門の担当者がお客様の現在の資産状況から最も適切な資産の形をご提案致しますので、是非お気軽にご相談下さい。